猫空にいる猫

ヲタク兼遊び人な人の日記。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スタンと私の出会いが全てを狂わせる

2010.06.01 (Tue)

5月29日の話。


ギター。スタンフォードを手に入れた日の出来事。


それは壮絶なる出会いだった。


スタンとの出会いで興奮し、私は倒れしまったのだ。





ギター好きな喫茶店のマスターと一緒に、彼おススメの楽器屋さんに行ってみた。

そこはすごく音のいいギターがたくさんあってしかもかなり安い。

しかもマスターの顔も聞かせてくれて色々サービスしてくれて、第一希望の中古のモーリスと同じ価格でスタンフォード(愛称スタン)を手に入れたのだ。

私はこれからギターの練習をして保育士の試験に受かるんだと希望と期待を持って車のトランクに積んだ。

ここまではよかった。

車のカギをロックして教本を買いに行こうと本屋に向かっていた矢先だった。

私の携帯がなった。

それは母親からだった。


「なんでギターを買うの!」


という怒声。


「だって、家にないっていうから」


と、私がいうと。


「家にあるわよ!」


と、いわれる。

そこから私はおかしくなりはじめた。

心臓の音が早くなっていくのがわかる。

うそだ。

私はそう思って自分を保とうとした。

母親に言って、写メを送ってもらった。

そうしたら……。

あった。

ソフトケースの中に入った茶色のギターが……。

私は携帯を持っていた手が震えだした。

母は父と変わり、父は私に「返してこい」と怒鳴った。

店の人に返品できるかって聞いたら

「それは原価ぎりぎりで出しているから無理」

と、いわれる始末。

それを父に伝えると、そんなバカな話があるか。と、俺が交渉してやるから店の人を出せという。


店の人を出せ……。


私は楽器屋の前の店主を見た。

ここでかわったらスタンが消えてしまう。

私が選んだギターが返されてしまう。

マスターに無理を言ってついてきてもらったのに。

私が2週間ずっとネットで調べてどういうのがいいのか、ギターってどういうものか調べ続けて今自分が気にいったギターを手に入れたのに。

でもここでギターを返さなければ私はスタンを持って自宅には帰ることができなくなってしまう。


どうしたらいいんだろう。どうしたらいいんだろう。


そしてすべてがはじけた。


それはこの一言。



「お前は働いてないんだぞ。自分の立場を全く理解してない!」


という父の言葉で私は私を失った。


日本語が……言葉がしゃべれなくなった。次に呼吸が苦しくなった。


父は声が聞こえなくなったのでいったん電話を切って再びかけなおした。


私は「もしもし」というつもりだった。でも、私の口から発せられた言葉は……


「ウアアアアアアアアアアアアアアア。アアアアアアアアアアア!!」


狂った。

狂ったけど、理性はあった。

叫ぶのやめて! と、口をふさいだが息がもっとしずらくなる。

とにかく落ち着いてほしい。

倒れてでもいいから静かにしなくちゃいけない!

気絶させようと壁に頭を真っ赤に腫れあがるまでぶつけ続けたけど、止まらない。

誰か私を止めてほしくて声をかけようとするけど、足が思うようじゃなく、道路にでたりふらふらする。

どうしようもなくなった頃、親戚のおじさんがかけつけてくれた。

どうやら親が私がおかしくなったとおじさんに電話してくれたようだ。


「大丈夫か?」

と、いわれるけどうまく話せない。


「ワタシ……ギター……オトウサン……返サレル………ワタシ!! ギターヲォォッ!」

「大丈夫だ! ギターは返されない。おじさんがお前の親父を説得するから! 今は家に帰ろうなっ!」


その後、私はおじさんに私の車に乗せられ、そのままばーちゃんの家に連れて行かれた。


数時間後。

母親がかけつけてくれた。

母親はここにきても意見を変えることはなかった。


「家にあるのによく調べもしないで買った」

「お父さんがちゃんと保管していたのに」

「お金もないのに勝手なことをして」

「あの子がギター弾けるわけないでしょ。ピアノやってたんだからピアノでいいのよ」

「親なんていつまでも生きてないんだから働かないとダメなのよ」


かなしかった。

すごく辛かった。

何も……お母さんはわかってくれなかった。

おじさんは「もう彩希もおとななんだからそういう判断は自由にさせていいじゃないか」と、反論してくれたけれど


「うちは家族みんな相談して納得してからじゃないとダメなんだ」


と、いいはる。

私は。

家の約束を破ってしまった。

相談もなしで楽器を買うことすら私には許されてない。

自宅にいても、ばあちゃんの家にいても私は居候(他人)なんだ。

私は家族を見失った。

私の場所が居場所はどこにもない。

働いてない。お金がなければ私はこの家の家族になることができないんだ。

ただの邪魔もの。いらない者。

私だって働きたいよ。


お金がほしい。

お金がほしいよ。

家族になるためにお金がほしい。

お金があればスタンだって返されることだってないんだ。

お父さんとお母さんの子供になりたいよ。


そう思うだけでかなしくて悲しくて。

泣いた。

泣き続けた。


お金がほしい。お金がないから私はスタンさえ守れないんだ。お父さんとお母さんの子供になれないんだ。


大きな声で泣いた。

バスタオル一枚湿らせるほど涙を流した。


「違うよ、彩ちゃん!」


と、駆けつけたのは母親だった。


「お母さんも兄ちゃんもお父さんもみんな働いているんだよ。お金なんて困ってないよ。ギターほしかったんだね。お母さん、相談してほしかったのよ。相談してくれたらいいギターお母さんがいっくらでも買ってあげたのに。一緒に選びたかったんだよ」

と、抱きしめてくれた。


「ギター返されるっ!」

私が泣きながらいうと。


「ギターは返さないよ」

「お父さんが許さない」

「大丈夫、返させないから」

そういわれると、少しずつ落ち着いてきた。

その後、睡眠薬を夕食後すぐ飲み、強引に眠りました。

<< 前の記事へ | HOME | 次の記事へ >>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL

 | HOME | 

プロフィール

yoko

Author:yoko
とある中国語とギターが趣味な微妙に若いヲタクな人の日記(笑)

ネトゲーはラテール(鯖サファ)メインはアティと魚。ほか6キャラ。
RO(鯖秘密☆)メインはME・HPri、支援Pri。サブは8キャラ(爆)

どこにでもいるような安月給な社会人女性でしたが、ひょんな出会いから某学校の語学教師として推薦され、現在見習い教師になりました。

どこにでもいる、授業中ギターを背中にしょっている(よく音楽の先生と間違われるのは気のせいな)女先生ですが、よろしくおねがいします!

職業:見習い日本語教師
中国語:普通語(生活には一切困らない程度レベル)
英語:高校生レベルくらい?
武器(?):アコギ。(エレキほすぃ
ギタースキル:コードチェンジ、弾き語り習得。現在ソロ(メロディと伴奏を同時に弾く)演奏を習得中。

このブログはフリーリンクです。

お気に入りましたら拍手、コメント、リンクしてやってください。

QRコード

QRコード

つぶやき

パソコンや仕事しながら何かつぶやいております(笑)フォローしてくださる方募集w
    follow me on Twitter
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。